炭酸飲料などを飲むとつい出ちゃうげっぷ。たかがげっぷと思っている人も多いですが、実は気にしている人も多いんですよ。またげっぷが続くと少し不安になったりもしますよね。
今回はそんな「げっぷ」についてまとめてみました。げっぷが続くなぁ...と感じたらチェックしてみましょう!普段からげっぷが出やすい食べ物などを把握しておくのもいいですね♪
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記事の目次はコチラ♪
げっぷがよく出る原因と症状について
げっぷというのは本来「生理現象」です。排泄やあくびと同じで誰でも出るものですよね。とはいえ回数が多かったり、音が大きいと何だか周りの目が気になってしまいます。
また年齢とともに増えたという人もいらっしゃるようですね。そもそもげっぷって何で出るんでしょうか?
私達は普段、食事などで空気も一緒に飲み込んでいます。胃に食べ物が溜まっていくと空気のスペースがなくなり、胃の上の方が広がってきます。すると「下部食道括約筋」と呼ばれる食道と胃のつなぎ目部分の筋肉が開いて空気が押し出されます。これがげっぷなんですね。
炭酸飲料を飲んだときやご飯を食べた後にげっぷが出るのはこのためです。
げっぷが多い時に注意すべき病気とは?
いつもよりげっぷが多い、止まらないというときは少し注意が必要です。病気の可能性があるかもしれません。胃腸の病気は、腹痛や吐き気といった症状も現れるので、げっぷの他に何か症状はないかチェックしてみてください。
《胃酸過多症》
その名の通り、胃酸が必要以上に分泌されることです。れっきとした病気です。胃酸は食べ物の消化に必要不可欠ですが過剰に分泌されるとげっぷが増え、胃もたれや腹痛、胸焼け、口臭といった症状が出ます。特にみぞおちが痛い、胸焼けがある場合は胃酸過多かもしれません。
《非びらん性胃食道逆流症》
胃酸が逆流することでげっぷや胸焼け、胸痛が出る病気です。逆流する原因は胃と食道の間にある弁がゆるむことで起きます。似たような病気で逆流性食道炎がありますが、これは食道に留まった胃酸によって食道が炎症を起こす病気です。
一方「非びらん性胃食道逆流症」は食道に留まらないので食道に炎症は起きません。内視鏡でした確かめることが出来ない病気なのでげっぷやその他の症状があれば病院で診てもらってください。
《急性胃腸炎》
こちらもげっぷがよく出る病気です。急性胃腸炎の場合は腹痛や下痢といった症状の他に吐き気などの自覚症状が分かりやすく起きるのが特徴です。
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あさイチ流のげっぷの対処法はこちら!
病気ではなく生理現象としてのげっぷを抑えたい時は、胃の中になるべく空気を入れないことです。とはいえ食事などでどうしても胃に空気が入ってしまうのは仕方ありませんが、出来ることはありますよ。
例えば「早食いをやめる」。早食いは通常に比べて空気の吸い込みが多くなります。逆に鼻から空気を出すことも少なくなってしまうので胃に空気が溜まりやすくなります。
他にテレビを見ながらの食事も控えましょう。あごが上がった状態での食事も胃に空気が入りやすくなります。
また「どうしても今出ないで~!」という時は横になってゴロゴロ転がるといいそうですよ。胃を圧迫すると空気が出るようなので効果的なんだそうです。
げっぷが出やすくなる食べ物・習慣
げっぷが出やすい食べ物や習慣を知っていると少しは安心ですよね。ちょっと覚えておくといつか役に立つかも?!
《げっぷが出やすい食べ物》
実はハンバーグを食べるとげっぷが出やすくなるそうです。げっぷの原因に脂質があるのですが、ハンバーグの材料の挽き肉には脂質が多く含まれるからなんだとか。
他にも玉ねぎに含まれる玉ねぎも胃腸を刺激する作用があります。ソースや付け合せによく使われるトマトも酸性で胃酸の逆流を起こしやすいため、ハンバーグにはげっぷ要素がたくさん、というわけなんだとか。
他にもメンチカツやとんかつ、柑橘系、高糖質のものも げっぷが出やすいとされています。
ここぞという時にげっぷを防ぎたいときは避けた方がよさそうですが、気にせず美味しく食べたいですよね。なぜならストレスもげっぷの原因の一つ。あまりにも気にしすぎると返って良くない方に転がることもありますので注意しましょう。
生理現象とはいえ、あまり人前でげっぷは出したくないですよね。女性ならなおさらです。
ただ「いつもと違う」「回数が増えた」というときは、一度 内科などで診てもらうようにしましょう。病気の場合は早期発見、早期治療が大切ですよ。
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